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中学生以上のバレーボールチームが日本一を目指し、カテゴリーの違いを越えて戦う「平成28年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会」のファイナルラウンドがいよいよ来週12月16日(金)に迫ってきた。

年に二度、冬と春に行われる学生・社会人の日本一を決定するオールスター戦。
冬が天皇杯・皇后杯なら、春が黒鷲旗。

特に年末に行われる天皇杯・皇后杯は、Vリーグのフルメンバーがほぼ勢ぞろいため、事実上、高校、大学、Vリーグをはじめ社会人の各カテゴリーのトップチームが一同に介すオールスター戦。


 ・ファイナルラウンドとは?
ブロックラウンドを勝ち抜いた男女各16チームとV・プレミアリーグの男女各8チーム、合計48チームによるトーナメント戦が行われ、男子優勝チームに天皇賜杯、女子優勝チームに皇后賜杯が授与される。

 ・日程
(第一週)
12月16日(金)〜18日(日)


・対戦カード

天皇杯・皇后杯



・会場

東京体育館(東京都渋谷区)

16日(金)の1回戦はV・チャレンジリーグのチームやクラブ、大学、高校など、ブロックラウンドを勝ち抜いてきたチーム同士が対戦。

V・プレミアリーグのチームは翌17日(土)の2回戦から登場し、1回戦を勝ち上がったブロックラウンド代表チームと対戦する。

・18日(日) 準々決勝

(第2週)
大田区総合体育館(東京都大田区)
24日(土)準決勝
25日(日)に決勝戦
 
大会5連覇が懸かる久光製薬スプリングスは旭川大学(北海道代表)対上尾メディックス(関東C代表)の勝者と対戦。
年間でも数少ない各カテゴリーの王者が激突する無差別級さながらのオールスター戦。
今年も熱き戦いに期待です。
 
・日程詳細
【第1週】
12月16日(金) 1回戦
男女第1試合 11:00~(10:00開場予定)

12月17日(土) 2回戦 ※V・プレミアリーグチームが登場
男女第1試合11:00~(10:00開場予定)

12月18日(日) 準々決勝
男女第1試合11:00~(10:00開場予定)

【第2週】
12月24日(土) 準決勝
男子第1試合 11:00~(10:00開場予定)

12月25日(日) 決勝戦
男子決勝戦 12:00~(11:00開場予定)
※決勝戦のみ、男女で完全入替制となります。


尚、同大会はNHK-BSとDAZNで放映があります。

◆DAZN放送スケジュール

○12月18日(日)

試合時間

対戦カード

11:00~

男子準々決勝

(4試合)

女子準々決勝

(4試合)

13:00~

15:00~

17:00~


 ○12月24日(土)

試合時間

対戦カード

11:00~

男子準決勝

(2試合)

13:00~

15:00~

女子準決勝

(2試合)

17:00~

 
○12月25日(日)

試合時間

対戦カード

12:00~

男子決勝戦

17:00~

女子決勝戦

※放送スケジュールは一部変更になる場合がございます。

 

◆NHK-BS放送スケジュール

○12月25日(日)

放送時間

対戦カード

17:00~

(生放送)

女子決勝戦

女子決勝戦

終了後

男子決勝戦

※実際の試合実施順・試合時間とは異なりますのでご注意ください。



で、今回は一回戦注目のカードについて。

※Vプレミア勢はシードなため、2回戦から登場。
チャレンジリーグⅠ勢はその分1週早くリーグが終了しているので、当面は調整期間。



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・龍谷大学対誠英高校

全日本インカレと春高へ共に駒を進めた同士の対戦。
特に誠英はこれから春高に駒を進めるだけに、春高前の前哨戦という立ち位置。
どこまでやれるか、胸を借りる一戦。


・JAぎふリオレーナ対東海大学

毎年チャレンジリーグ勢が倒されている天皇杯・皇后杯。JAぎふはVリーグの面目に懸けても負けられないが、東海大学は大学バレー屈指の強豪校。楽な試合にはならない筈。
果たして…。


・KUROBEアクアフェアリーズ対鹿屋体育大学

これまたチャレンジリーグⅠのチームへのチャレンジマッチだが、相手は全日本インカレの覇者・鹿屋体育大学。
大学とは言っても、決して気の抜けない相手。
激しい試合になりそう。


・仙台ベルフィーユ対筑波大学

全日本インカレ準優勝の筑波大学が挑むは仙台。
こちらもまた、一切手加減なしのガチンコ勝負になりそう。


・大阪体育大学対東九州龍谷高校

高校屈指の名門校が挑むは、大阪体育大学。
高校生とはいっても、毎年高校三冠の優勝候補に名を連ねる超高校級。
こちらも気の抜けない一戦となりそうだ。

東龍と言えば、かつて長岡望悠選手を擁し、Vプレミアリーグ勢をばたばたとなぎ倒したことでも知られている。
栄絵里香選手も、衛藤智美選手も、芥川愛加選手も、筒井さやか選手もこのコート上にいた。

そして、鍋谷友理枝選手は当時1年生。


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果たして、今年はどのぐらい番狂わせがあるのか?
東龍と誠英がどこまでやれるか?

Vリーグ勢は日本最高峰の面目が懸かる大一番。

夢のオールスター戦は、年末、来週金曜日から。
いよいよだ。


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黒鷲旗全日本男女選抜大会(毎日新聞社、日本バレーボール協会主催)の組織委員会が大阪市の毎日新聞大阪本社で開かれ、来年の第66回大会の開催要項が発表された。

・出場チーム:プレミアリーグをはじめ男女各16チーム

・実施期間:2017年5月2日(火)~5月7日(日)まで6日間

・会 場:大阪市中央体育館

・日 程:グループ戦(5月2日(火)~5月5日(金))
      決勝トーナメント(5月5日(金)~5月7日(日))

出場チームは来年2月7日、組み合わせ抽選会は同4月8日にそれぞれ選考委員会にて決定される。

黒鷲旗は天皇杯・皇后杯とならぶ国内大会の二大高峰。
特にVリーグの各チームにとっては、来季への準備段階ということもあり、新戦力の台頭が例年目覚ましい。
また、天皇杯・皇后杯同様、高校、大学の各チームがVリーグの各チームへ挑むチャレンジマッチの様相が強く、例年番狂わせが起こっている。

昨年はJTマーヴェラスが連覇を達成しているが、果たして今年はどういった結末となるのか?
天皇杯・皇后杯を目前に控えた季節だが、早くも来年が楽しみだ。