すんごいものを見た。

連日JTの話題で申し訳ないが
「なんだこのチームは、ただものじゃない」


そう思わざるを得なかった。


もちろん、今日の日立戦だ。


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正直なところ、第一セットこそJTが先制したものの。日立のほうが優勢で、この試合は日立が勝つだろう。
そんな風に見ていた。

ところが第四セット終盤、土壇場の4連続得点でひっくり返し、フルセットに持ち込んでしまった。
このセット、終盤まで日立がリードしていて、いったん追いつかれるも、再び2点差と日立が23-21とした時点できまったかなと思った。

それをひっくり返し、勝ちに結び付けてしまうのだから、大した集中力というか、いったいどんな鍛え方をしたのだろうかと、開いた口がふさがらなくなった。

2年前の黒鷲旗の優勝もぶったまげたし、昨年のチャレンジリーグⅠの全勝優勝も、黒鷲旗の連覇も全部驚いたけど、とにかく脱帽である。

黒鷲旗


このチームがVプレミアリーグに復帰したことにより、それまでの勢力図がすべて塗り替えられてしまった。

勿論、まだ久光が総合的には上回っているかもしれないが、JTマーヴェラスには得体のしれない何かを感じずにはいられない。


今年のVプレミアリーグは当初、木村沙織選手の最後の花道を飾る色が濃かった。
ところが、いざ蓋を開けてみると、日を追うごとにJTの存在感がどんどん強くなり、だんだん他のチームが隅に追いやられている。

当たるチームは間違いなく久光のほかにJTをマークしなければならない。

そう、時代の主役がJTに塗り替わる。

仮にそれが今年でなかったにしても、近い将来実現する。
そんな予感さえ感じざるを得ない。

それもあながち、間違いではない、そんな気がする。