物事は見方次第で変わってくる。
誰が主人公なのか次第で変わってくる。

主役を張るには相応の才能や度量がいる。

人間は皆同じではない。
ある人が簡単にこなせても、別な人には出来ない。

大は小を兼ねるというのは本当で、小は大を兼ねない。

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アタッカーやミドルブロッカーは大きいほうが圧倒的に有利だ。身体的な部分だけは覆せないどうにもならない部分がある。

だから、大きな選手と同じ努力をしていても勝てない。勝つには自分の度量と才能を見極め、どこを伸ばしていかないといけないのか、把握しないといけない。

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実際、全日本女子バレーボールチームが世界に行って歯が立たなかった大きな要因の1つとして、身体能力差という壁がある。
相手と同じ土俵で闘おうとしてはいけない。

大きな相手とまともに闘おうとしても勝てない。足りない部分をどう補うか、これは永遠のテーマだ。

これはバレーボールに限った話ではない。

MLBに挑戦するイチロー選手も、テニスの錦織選手も、身体的なハンデを克服し、類稀な才能を磨いて、押し上げてきた。

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日本人は頭が良くて機敏かつ緻密だ。
この3つをどう活かすか、本人の資質と度量次第。

それも全てはたゆまぬ努力があればこそ。
ただし、それも明確な目標設定があればこそ。

出来もしないことを闇雲にやっても無意味だ。
だから、分際をわきまえる必要がある。

これが明確なチームは強い。
何故なら迷いがないから。
こうすれば勝てると確信しているから。

そうして優劣は決まっていく。

さあ、そろそろ優劣が少しずつ見えてくる。




・今週末のVリーグのカード(日曜日)


11月6日(日)

・Vプレミアリーグ
西尾市総合体育館
13:00〜
日立リヴァーレ(1勝1敗:勝ち点3)
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3ー1
(25ー17 25ー17 16ー25 25ー19)


NECレッドロケッツ(1勝1敗:勝ち点3)
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・昨日初勝利をあげた両チーム。鍵を握るのは、日立はジャクソン、NECはニコロバ両選手。チーム体制がしっかり固まっている同士。あとは熟成次第。


・日立リヴァーレ視点
昨日は渡邊選手が活躍し、チームに初勝利をプレゼント。あとは超高速バレーの完成にはジャクソン選手の活躍が必要不可欠。

・NECレッドロケッツの視点
初登場のニコロバ選手がいきなりベストスコアラーで初勝利を手土産にした。柳田選手との併用になるが、陣容は十分。守備を固めて得点を重ねたい。


・日立リヴァーレのスターティングメンバー

・サイド:遠井萌仁選手、内瀬戸真実選手
・オポジット:渡邊久恵選手
・センター:カースティ・ジャクソン選手、井上奈々朱選手
・セッター:佐藤美弥選手
・リベロ:佐藤あり紗選手、斎田杏選手

・NECレッドロケッツのスターティングメンバー

・サイド:近江あかり選手、古賀紗理那選手
・オポジット:ニコロバ・エミリア選手
・センター:島村春世選手、大野果奈選手
・セッター:山口かなめ選手 
・リベロ:鳥越未玖選手

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双方ともに昨日のメンバーと変更なし。

第一セット、前半は互角。日立は遠井選手のアタックで日立が8ー7とリード。均衡は崩れず、日立1点リードのまま終盤へ。日立は渡邊選手のアタックと佐藤美弥選手のノータッチサービスエースを足ががりに遠井選手の連続得点、更に渡邊選手のノータッチサービスエースで流れを掴んだ日立が先制。

続く第二セット、勢いに乗る日立は、内瀬戸選手のサービスエースと渡邊選手のアタックで優位に立つとテクニカルタイムアウトをはさみ、ジャクソン選手の速攻と、渡邊、井上選手の連続ブロックで3連続得点を奪い優位に立つ。更に中盤から渡邊選手のアタックから5連続得点を奪った日立がこのセットも奪い、王手を掛ける。

後がないNECは近江、ニコロバ選手の連続得点などで8ー5で折り返す。更にNECは島村、近江選手の3連続得点を奪い優位に立つと、NECが優勢のままセットを奪い返す。

迎えた第四セット、NECは近江選手の連続得点などで8ー6で折り返すも、日立は遠井選手のアタックからジャクソン選手の速攻と井上選手のサービスエースで12ー9と逆転。更にジャクソン選手のアタックと渡邊選手のブロックでブレイクした日立が15ー12とリードする。NECはニコロバ、近江選手のアタックで反撃するも、19ー15から渡邊、内瀬戸選手のアタックでブレイクし突き放した日立がそのまま25ー19で勝利し
3ー1で日立が2連勝を飾る。

佐藤美弥選手



・ベストスコアラー
遠井萌仁選手(日立リヴァーレ) 19得点

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日立の調子が上向きになってきたことを証明するかのように、攻守の要である遠井選手がベストスコアラー。





川越運動公園総合体育館
第一試合
13:05〜
久光製薬スプリングス(2勝:勝ち点6)
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2ー3
(20ー25 17ー25 25ー22 25ー20 10ー15)

岡山シーガルズ(1勝1敗:勝ち点3)
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・昨日はJTとの死闘を制し連勝スタートの久光。マヤ選手を加えて鬼に金棒状態だが、百戦錬磨の岡山。まずは持ち前の守りの固さから突破口を見いだしたい。ブロック対策が重要。撹乱して掻き回したい。


・久光製薬スプリングスの視点
昨日のJT戦ではブロックが機能。弱点のミドルもクリアした。相手は神出鬼没だが、自分たちのバレーに徹するのが近道。


・岡山シーガルズの視点
強敵だが、手の内は知り尽くしている。前述の通りブロック対策が鍵を握る。的を絞らせず、山口、大楠選手らのスピードや川島選手の高さを効果的に使いたい。


・久光製薬スプリングスのスターティングメンバー

・サイド:新鍋理沙選手、石井優希選手
・オポジット:長岡望悠選手
・センター:岩坂名奈選手、マヤ・トカルスカ選手
・セッター:中大路絢野選手 
・リベロ:筒井さやか選手

・岡山シーガルズのスターティングメンバー
・サイド:佐々木萌選手、川畑愛希選手、泉夏子選手
・センター:山口舞選手、川島亜依美選手
・セッター:宮下遥選手
・リベロ:丸山亜季選手 

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久光は不動のメンバー。岡山は川畑愛希選手をスタメン起用。

第一セット、岡山は川畑愛希選手の3連続得点で4ー1と先行。しかし久光は長岡選手の連続アタックで5ー3に詰め寄る。岡山は川畑愛希、佐々木のアタックと久光のミスも重なり、8ー5で前半を折り返す。久光は長岡選手のアタックや岩坂選手のブロックなどで反撃するも、岡山は佐々木、泉選手のアタックで16ー11と5点差に広げる。久光は石井、岩坂、長岡選手のアタックで反撃し17ー15まで詰め寄るも、岡山は途中出場の大升、泉選手の連続得点でブレイクし、3点差に広げると、長岡選手を中心に反撃する久光に、大楠、泉、佐々木選手の3連続アタックで25ー20で振り切る。

続く第二セット、一転して反撃に転じる久光は岩坂選手のブロックをきっかけに4連続得点で一気にリード。岡山は川島選手の2本の速攻で反撃するも、久光はマヤ選手のブロックなどで8ー4とリードする。岡山は中盤、相手のミスから3連続得点を奪い、2点差に詰め寄ると、大升選手の2本のアタックなどで13ー13の同点に追い付く。更に泉、大升選手のアタックなどで16ー15と逆転に成功する。更に大楠選手の速攻などで3連続得点を奪い19ー15と岡山がリードを広げると、最後は佐々木選手の3連続得点で岡山が連取する。

後がない久光は第三セット、前半は久光が石井選手の二本のアタックなどで8ー7と1点リード。久光は岩坂、長岡選手のアタックなどでリードを広げると、岡山は大楠、泉選手の攻撃で応戦。岩坂、新鍋の連続得点で久光が16ー14で終盤へ。久光は岩坂選手のブロックと新鍋選手のアタックで18ー15とリードを広げ、更に新鍋、石井選手のアタックとマヤ選手のブロックで3連続得点を奪う。久光は途中出場の野本選手のアタックでセットポイントとするも、岡山は大楠選手の速攻から3連続得点を奪い反撃に転じる。しかし、最後は長岡選手が決めて、25ー22で久光がセットを奪い返す。

勢いに乗る久光は、第四セット、アタッカー陣が機能し、8ー5でリードする。中盤12ー10の局面で久光は石井選手のアタックを皮切りに16ー12とリードを広げ終盤へ。岡山は川島、佐々木選手の連続得点で反撃し、19ー17と詰め寄るも、石井選手の二本のアタックでリードを広げ、最後は長岡連続アタックで25ー20で勝利し、最終セットへもつれ込む。

最終セット、岡山は佐々木選手の4本のアタックでスタートダッシュを決め、6ー1とリードを広げる。久光はマヤ、石井選手のアタックで反撃し4点差とするも、岡山はこのセットから出場の金田、林選手のアタックなどで得点を重ね、新鍋選手のアタックなどで食い下がる久光を、最後は川島選手の速攻で決めフルセットの激戦に終止符を打ちました。

宮下選手



・ベストスコアラー
長岡望悠選手(久光製薬スプリングス) 29得点

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第一、第二セットを落とし、フルセットへ持ち込む原動力となった長岡選手だが、岡山の奮戦の前に連日のフルセットを勝つことは出来なかった。





西尾市総合体育館
第二試合
トヨタ車体クインシーズ(2敗:勝ち点0)
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3ー1
(30ー28 29ー31 25ー18 25ー20)

PFUブルーキヤッツ(1勝1敗:勝ち点3)
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・昨日はMB2枚に戻し健闘したが、相手が一枚上のトヨタ車体と、同じく接戦ながら競り負けたPFU。ラヒモワvs江畑という打ち合いが予想される。

・トヨタ車体クインシーズの視点
この2試合を見る限り、オーソドックススタイルのほうがあっている。高橋選手を使いたい苦肉の策だが、豊富なアタッカー陣を上手く使いたい。鍵を握るのは荒木、竹内あか里選手の両ミドル。

・PFUブルーキヤッツの視点
開幕2戦の内容は悪くない。あとは勝ちきるだけの得点力。ミドルをもう少し意識させると闘い易いかもしれない。


・トヨタ車体クインシーズのスターティングメンバー

・サイド:高橋沙織選手、小田桃香選手
・オポジット:ポリーナ・ラヒモワ選手
・センター:荒木絵里香選手、竹内あか里選手
・セッター:比金桃子選手
・リベロ:榊原美沙都選手、山田真里選手 

・PFUブルーキヤッツのスターティングメンバー

・オポジット:江畑幸子選手
・センター:ジェニファー・ドリス選手、清水眞依選手
・セッター:松浦寛子選手
・リベロ:谷七海選手

トヨタ車体は竹田選手に変わり高橋沙織選手を起用。PFUはメンバー変更なし。

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第一セット、江畑、三橋選手のアタックで6ー3と先行するPFU。ここからトヨタ車体は今日先発の小田選手のアタックを足ががりに高橋、ラヒモワ選手の4連続得点で一気に逆転8ー7で前半を折り返す。ここからトヨタ車体はラヒモワ、高橋選手、ラヒモワ、荒木選手の2度のブレイクで12ー10とリードを広げると、更に荒木選手の二本のアタックとラヒモワ選手による3連続得点で15ー11とする。ここからPFUはドリス選手の速攻と松浦選手のブロック、三橋選手のアタックで3連続得点を奪い、15ー15の同点に追い付く。ここから終盤、トヨタ車体はミスが重なり、PFUが21ー18とするも、ラヒモワ選手の3本のアタックで食らいつく。それでもPFUは江畑選手のアタックでセットポイントを奪うも、荒木選手のアタックとブロックで24ー24のデュースにもつれ込む。試合は30点にまで及ぶ攻防となるも、最後はラヒモワ選手が連続アタックを決め、トヨタ車体が30ー28で先制する。

勢いに乗るトヨタ車体は、ラヒモワ選手の3連続得点でスタートダッシュを決める。PFUは三橋、江畑選手のアタックで反撃するも、荒木選手の二本の速攻や、高橋選手のアタックなどでトヨタ車体が8ー4で折り返す。PFUは吉安、清水選手のアタックで反撃するも、トヨタ車体は高橋、荒木、ラヒモワ選手の攻撃などで12ー6とリードを広げる。ここからPFUは江畑、三橋選手の三連続得点で追い上げ、13ー11と2点差に詰め寄る。トヨタ車体は小田選手のサイドアウトで切るも、PFUは三橋、吉安選手のアタックで対抗。ラヒモワ選手のサイドアウトで切り、トヨタ車体が16ー13で終盤へ。PFUは江畑、三橋選手でブレイクし、17ー17の同点に追い付くと、ドリス、三橋選手のアタックで19ー18と逆転に成功。ここでトヨタ車体は村永選手の二本のアタックとラヒモワ選手の三連続得点で再び同点。双方このまま縺れ、再び24ー24のデュースへ。このセットも再び30点を越えるシーソーゲームとなり、ラヒモワ選手のアタックアウトから最後は清水選手のブロックでPFUが31ー29とセットを奪い返し、イーブンへ。

第三セット、互角の序盤から竹内、高橋選手の連続得点でチャンスを掴んだトヨタ車体は、相手のサーブミスにも助けられ、8ー5とリードする。中盤更にトヨタ車体はラヒモワ選手のアタックと荒木選手のアタック、ブロックで3連続得点を奪い、14ー7の大差を付け、更に荒木選手のブロックなどで16ー7とする。この大量リードに守られたトヨタ車体が最後は竹内選手のアタックで25ー18とし、王手へ。

後がないPFUだが、トヨタ車体は止まらない。小田、荒木選手のアタック、ブロックでブレイクし、更にラヒモワ選手の連続サービスエースと小田選手のブロックで8ー3とリードする。更にラヒモワ選手はもう一本サービスエースを奪い、9ー3とするもPFUはドリス選手のブロード、三橋選手のアタックなどで反撃する。トヨタ車体はラヒモワ選手の連続アタックなどで点差をキープし、16ー12で終盤へ。PFUは吉安選手の連続アタックと江畑選手が続き3連続得点を奪うも、トヨタ車体はラヒモワ選手の連続アタックで応戦。PFUは吉安選手のアタックなどで対抗するも差を詰めるには至らず、最後は小田選手のアタックでトヨタ車体が25ー20で取り、嬉しい初白星を上げました。

・ベストスコアラー
ポリーナ・ラヒモワ選手(トヨタ車体クインシーズ)
35得点

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開幕戦では元気のなかったラヒモワ選手だが徐々に復調。35得点を叩きだし、チームに初白星をプレゼントした。





川越運動公園総合体育館
第二試合
東レアローズ(1勝1敗:勝ち点3)
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0ー3
(20ー25 22ー25 17ー25)

JTマーヴェラス(1勝1敗:勝ち点4)
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・昨日はカーリー選手の大活躍で初白星を獲得した東レと久光との死闘に惜しくも敗れたJTとの注目の一戦。元々はVプレミアリーグで優勝を争っていた同士だけに久々の公式戦だが、やはり鍵を握るのはカーリー選手。


・東レアローズの視点
カーリー選手を中心の組み立てで起動に乗せたいが、木村、迫田選手の調子が上がってきているので上手く噛み合わせたい。


・JTマーヴェラスの視点
昨年3位の東レとの久々の対戦。メンバーも変わり、東レが把握していない内に先手を取って攻めたい。奥村、オヌマー、田中瑞稀選手らの多彩な攻めで撹乱したい。


・東レアローズのスターティングメンバー

・サイド:木村沙織選手、峯村沙紀選手
・オポジット:迫田さおり選手
・センター:カーリー・ウォーパット選手、伊藤望選手
・セッター:田代佳奈美選手
・リベロ:木村美里選手、中川有美選手


・JTマーヴェラスのスターティングメンバー

・サイド:中村亜友美選手、田中瑞稀選手
・オポジット:シッティラック・オヌマー選手
・センター:奥村麻依選手、寺井有美選手
・セッター:田中美咲選手
・リベロ:井上琴絵選手

双方ともにベストメンバー

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第一セット、先に飛び出したのは優秀なアタッカーを誇る東レ。カーリー選手のアタックとブロックから一気に5連続得点を奪い、6ー1とリードする。しかしJTは東レのアタックアウトを契機に奥村、中村、田中瑞稀選手の三連続得点で反撃し、6ー5と迫る。東レはカーリー選手のサイドアウトで切り、東レが8ー6で折り返す。ここから均衡が続くも東レのミスで11ー11の同点に追い付いたJTは、寺井、田中瑞稀選手のアタックで13ー11と勝ち越す。東レはカーリー選手のアタックとブロックで14ー14の同点に。ここから双方ともサーブミスが続きJTが16ー15で終盤へ。東レは木村沙織選手のアタックで同点に追い付くも、JTはオヌマー選手の連続アタックで突き放す。東レは迫田選手がサイドアウトを取るも、JTは寺井選手の二本の速攻とオヌマー選手のアタックで21ー18とし、さらに中村、奥村選手の三連続得点で突き放し、最後は木村沙織選手のアタックがアウトとなり、JTが25ー20で先制する。

第二セット、東レは迫田選手のサービスエース、カーリー選手の速攻、そして迫田選手のアタックで4ー1と先行。JTは寺井選手のブロックや、オヌマー選手の二本のアタックで対抗するも、木村沙織選手の二本のアタックと伊藤選手の速攻で東レが8ー5とリードする。JTは寺井、オヌマー選手のアタックでブレイク。1点差に迫るも、東レは迫田選手の三本のアタックで11ー8とリード。JTは15ー11から田中美咲選手のツーで反撃の口火を切ると、オヌマー、寺井選手のアタックで三連続得点を奪い、15ー14と一点差に迫る。東レは迫田選手がサイドアウトを取り、16ー14で終盤へ。JTは東レのサーブアウトから中村選手のアタックでブレイクし、16ー16の同点に追い付く。終盤、中村選手のアタックで21ー19としたJTは奥村選手の二本の速攻で先にセットポイントを奪うと、伊藤選手のブロックで追いすがる東レを奥村選手の速攻で仕留め、JTがセットを連取する。

前半先行しながら攻めきれない東レは、第三セット、カーリー選手の二本のアタックや木村沙織選手のアタックで攻撃するも、ミスが多く先行出来ない。JTはオヌマー選手が三本のアタックを決め、8ー7でJTがリードする。更にJTはオヌマー選手や中村選手の3本のアタックで突き放し、13ー8とリードを広げる。東レはカーリー選手のアタックとブロック、木村沙織選手のアタックで反撃するも、JTは田中瑞稀選手、奥村選手のアタックで16ー11で終盤へ。JTはオヌマー選手の連続アタックや、田中瑞稀、中村、寺井選手の三連続得点で22ー14と大差を付け、最後は奥村選手のブロックで25ー17で勝利。3ー0のストレート勝ちを収めた。

・ベストスコアラー
シッティラック・オヌマー選手(JTマーヴェラス)
17得点

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ご存知タイのエース・オヌマー選手。JTにもすっかり慣れ、今やJTの顔の一人。17得点でJTの勝利に花を添える。







・チャレンジリーグⅠ
朝日町文化体育センター
第一試合
12:00〜
デンソーエアリービーズ(3勝:勝ち点9)
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3ー0
(25ー17 25ー13 25ー19)

大野石油広島オイラーズ(3敗:勝ち点1)
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・ここまで危なげなく3連勝のデンソーに挑むは3連敗中の大野石油。早く初勝利を上げたいが今日も強敵。得点力と守備力を活かしたい。


・デンソーエアリービーズの視点
セッター田原選手やルーキー工藤選手を開幕からスタメンで使うなど積極的な若手起用。当面はこのままでいくだろうが、勝ってる間に様々なバリエーションを増やしたい。

・大野石油広島オイラーズの視点
負けてはいるが、アタック決定率もサーブレシーブも悪くない。高本、松本選手を中心にしぶとく繋いで突破口を見いだしたい。

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デンソーはキャプテン石田選手が今季初スタメン。キッチリストレートで勝って4勝目。

・ベストスコアラー

高本佳澄選手(大野石油広島オイラーズ)
12得点

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キャプテンとしてエースとして奮闘するも及ばず、無念の敗戦となった。




うきは市立総合体育館
第一試合
12:00〜
上尾メディックス(3勝:勝ち点9)
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3ー0
(25ー14 25ー17 25ー21)

仙台ベルフィーユ(1勝2敗:勝ち点3)
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破竹の快進撃を続ける上尾と、開幕戦以降連敗の仙台。強敵だが、持ち前の守備力を活かしたい。

・上尾メディックスの視点
デンソーとの直接対決までは勝ち続けたい上尾。まずは一勝をキッチリ積み重ねることが先決。

・仙台ベルフィーユの視点
アタッカーも機能しているし、守備も固い。あとは終盤の競り合いに持ち込み、競り負けないこと。そうすれば白星も増えていくだろう。

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上尾が危なげなく仙台を降し、開幕4連勝を飾る。

・ベストスコアラー
カルデロン ディアス・ロシル選手(上尾メディックス)

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19得点

このままなら今年の得点王をばく進しそうなカルデロン選手。世界最高到達点3m30cmは伊達ではない。



朝日町文化体育センター
第2試合
KUROBEアクアフェアリーズ(2勝1敗:勝ち点6)
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3ー0
(25ー19 25ー22 25ー23)

JAぎふレオリーナ(1勝2敗:勝ち点3)
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大野石油を破り2勝目とまずまずのKUROBEと1勝2敗のJAぎふ。デンソーと上尾戦を消化したのでここから白星を積み重ねたい。


・JAぎふレオリーナの視点
負けた二敗はともに格上。悲観する必要はない。あとは拮抗しているクラスにキッチリ勝てるかでチームの浮沈が決まる。自信を持って闘いたい。

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終始優勢に攻めたKUROBEがストレートでJAぎふを破る。これでKUROBEは3勝1敗、一方のJAぎふは1勝3敗。明暗が分かれた。

・ベストスコアラー
太田あかり選手(KUROBEアクアフェアリーズ)

19得点

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好調のKUROBEを引っ張る太田選手。チームは連勝。これから更に期待出来そうだ。




うきは市立総合体育館

フォレストリーヴズ熊本(2勝1敗:勝ち点5)
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2ー3
(25ー22 20ー25 25ー18 23ー25 14ー16)

柏エンゼルクロス(3敗:勝ち点0)
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昨年の7、8位だが明暗が分かれている。起動に乗せたい熊本と初勝利を上げたい柏。果たして?

・フォレストリーヴズ熊本の視点
開幕からアタッカーが機能し、連勝を飾った熊本。チームを上に押し上げるためにも、山形、船津、斉藤選手らを中心にここはキッチリ勝ちたい。

・柏エンゼルクロスの視点
苦戦続きだが、体制が新しいのである程度止むを得ない。好調の石川選手を中心に活路を見いだしたい。

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双方ともに一セット交互に奪い合うフルセットの激戦は柏に軍配。熊本の活躍に刺激を受けた柏が嬉しい今季初白星。

・ベストスコアラー
石川綾菜選手(柏エンゼルクロス)
川口美久選手(フォレストリーヴズ熊本)

23得点

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フルセットの大激戦を引っ張った両雄。石川選手は柏に嬉しい初白星をもたらした。



・チャレンジリーグⅡ

浜北総合体育館
第一試合
13:00〜
トヨタ自動車ヴァルキューレ
(昨年1位)
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3ー0
(25ー13 25ー22 25ー18)

大阪スーペリアーズ(初参戦)
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・昨年のチャンピオンチームが登場。やはり注目は小さな大エース佐藤優花選手率いるトヨタ自動車に、大阪がどう挑むか?

・トヨタ自動車ヴァルキューレの視点
ここが初戦。オフの間にどのぐらい詰めてきたか問われる一戦。あまり守備力が高いとは言えないので、キッチリ固めたい。

・大阪スーペリアーズの視点
昨日はGSSに挑むも善戦空しく敗退。キャプテンの坂根選手を中心に攻めたい。

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昨年のチャンピオンチームに挑んだ大阪だったが、ここはトヨタ自動車がストレート勝ち。

・ベストスコアラー

佐藤優花選手(トヨタ自動車ヴァルキューレ)

15得点

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今回が初戦となるトヨタ自動車。佐藤選手はキャプテンと初戦を自らの得点で飾った。課題のサーブレシーブも上々。幸先の良いスタートを切った。




第二試合
ブレス浜松(1勝)
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3ー1
(25ー17 19ー25 25ー23 25ー16)

プレステージ・インターナショナル アランマーレ
(昨年5位)
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開幕戦見事白星のブレス浜松とこれが初戦となるプレステージ・インターナショナル アランマーレ。ともに昨年参入組だが、果たして。

・ブレス浜松の視点
昨年後半の大活躍からすっかり実力チームとして定着した感がある。昨日の試合で熊本選手が途中退場。何事もなければ良いのだが。

・プレステージ・インターナショナル アランマーレの視点

昨年は敷居が高く、最下位の憂き目に遭った。佐藤綾選手という得点王がいるのだから、守りで繋いで突破口を見いだしたい。

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第二セットを奪い1ー1としたプレステージだが、第三セットの接戦を奪ったブレス浜松がその勢いで第四セットも奪い、3ー1で勝利。

・ベストスコアラー
佐藤綾選手(プレステージ・インターナショナル アランマーレ)
26得点

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昨年の得点王が奮戦するも初白星はお預けとなった。


それでは各チーム、熱戦を期待しています。

※結果は随時更新いたします。