昔は石焼きいもやとうもろこしの屋台や軽トラが来ると、妙に嬉しかったりした。

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特にこれが来ると、冬の風物詩だった。
ファーストフードという言葉が珍しくなくなったが、日本にもファーストフードはある。
石焼きいも然り、とうもろこし然り、屋台のおでんやラーメン、立ち食いそば然りだ。

直ぐ食べられて美味しい。
近年の日本の良くないところは、何でもカタカナにしたがる。
近頃、郷土料理のことをソウルフードとか言う。

正直、余りその言い方、好きじゃない。

鉄道や道路も格段に良くなり、遠方でも短い時間で行けるようになったのは大変結構なことだが、時間が短くなり過ぎて風情もなくなった気がする。

日本には粋やいなせという風習があり、昔の江戸っ子は宵越しの金は持たないと見栄を張るのが格好良さとされた。また弱者をいたわることこそが強さの条件とされた。

今、時代は古き良き日本を懐かしむようになってきている。
例えば、近頃しばしば話題になっているのカセットテープやファミコンのコンパクト版の発売。

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進化も行きつくところまで行きつくと、人間は昔を懐かしむようになる。
それは、決して悪いことではない。

それだけ、日本も戦後の歴史が積み重なってきたということだろう。


今20代の人は、子供の頃、闘将・吉原知子選手や、メグカナこと栗原恵選手、大山加奈選手や高橋みゆき選手、竹下佳江選手、木村沙織選手らを見て育った。

燃えたぎるガッツポーズと明るい笑顔のテンシンコンビ、メグカナコンビや木村沙織選手の出現は日本でもあまり例のない大型選手の続出に明るい未来を予感させた。

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今30代の人は、大林素子選手や益子選手、斎藤真由美選手や吉原選手らを見て育った。
大林選手の左腕は、文字通り日本の宝だった。そして益子、斎藤選手たちはバレー界に新たな時代を予感させた。

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今40代の人は、江上由美選手や三屋裕子選手、中田久美選手らを見て育った。

1984年のロサンゼルスオリンピックでの銅メダルから、2012年のロンドンオリンピックまで、空白の28年間の最後のメダリストたち。

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今50代の人は白井貴子選手や横山樹理選手、荒木田裕子選手を見て育った。
ひかり攻撃をひっさげ、モントリオールオリンピックで日本に再び金メダルを呼び込んだ英雄たち。

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今は、前だけ見るより、後ろを振り返る、そういう時期なのかもしれない。

たまには懐かしい思い出や、思い出の選手とともに
自分の歩みを振り返りながら一杯やるのも、悪くない。

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思い出は人生を豊かにし、明日へのエネルギーになる。