いつか全日本に来てほしい選手。
そうしたプレイヤーがいる。

既に全日本を経験しながら
何らかの理由で外されている選手。

そして、これから全日本に呼んで欲しい選手。

今回取りあげるこの選手は
昨年のVプレミアリーグで
新人王を獲得していてもおかしくない選手。
そして、
日立リヴァーレの新たなエースとして
チームを引っ張っていく選手。

その選手は渡邊久惠選手(日立リヴァーレ)。

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・プロフィール

コートネーム:ヒサエ

シャツネーム:WATANABE

最高到達点(cm):295.0

生年月日:1992/04/11

サージャントジャンプ(cm):56.0

身長(cm):175.0

出身地:埼玉県川越市

出身校・前所属チーム:
市立川越高校→東北福祉大学




■個人成績・戦績:

・個人タイトル

Vサマーリーグ2015 東部大会フレッシュスター賞


・団体成績

・大学

2014年東アジア地区女子大会優勝

彼女がその非凡な才能を開化させたのは
東北福祉大時代。
同校のエースとして全日本インカレや
ユニバーシアード、そして東アジア地区女子大会ではエースとして優勝に大きく貢献。

当時の仲間が小田桃香選手、村永奈央選手、比金桃子選手(ともにトヨタ車体クインシーズ)、そして山内美咲選手(東海大4年)。

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ルーキーイヤーだった昨年は、チームのエースとして活躍し総得点ランキングでは新鍋理沙選手を抑えてランキング7位に名を連ねる。

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2015/16シーズン。
Vプレミアリーグ最大の注目新人は
既に全日本、ワールドカップで
次期エースの称号を獲得していた
古賀紗理那選手。

10年にひとりの逸材と誰も認める中で
渡邉選手は文字通り、獅子奮迅の活躍をした。

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開幕当初、渡邉選手は
パスヒッターとして起用される。
しかし、ラヒモワ旋風が吹き荒れる中
サーブレシーブの強化が必要と
チームは判断。

その結果、配置換えが敢行される。
渡邊選手は打ち屋、オポジットへ転身。
内瀬戸選手、そして空いた穴に
前キャプテン・遠井萌仁選手が収まる。

これで安定した日立リヴァーレは
大黒柱・パオリニ選手と、
速いサーブを武器とする井上奈々朱選手による
超高速バレーを展開。

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起動に乗った日立は快進撃を続け
レギュラーラウンドを3位で通過
その躍進には渡邊選手があった。

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レギュラーラウンド終盤
故障により一時的に戦列を離れるも
ファイナル6で復帰。
渡邊選手の活躍もあり
チームは堂々の首位通過。
いち早くファイナル進出を決める。

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迎えたファイナル。
チャレンジャーらしく果敢に攻める日立。
第一セットを先制し
続く第二セット
終盤まで縺れる混戦ながら
久光が王者の意地で奪い返し、イーブンとなる

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ここで攻守を入れ換えた久光
得点力で勝るところを遺憾なく発揮。
3セット連取で逆転され、日立は涙を呑んだ。


本来なら
もっと話題に上ってもよい選手
もし、日立がVプレミアリーグで
優勝していたならば
新人王はおろか
MVPを獲得していても
なんら不思議のない選手。

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残念ながら昨年
チームは優勝を逃し
渡邊選手は無冠に終わったが
真価はこれから

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東北福祉大時代
かの佐藤伊知子監督に
大エースと称された手腕の
本領発揮はこれから

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まずやるべきは
チーム悲願の優勝
がんばり屋さんの
Vプレミアリーグ2シーズン目
今年は名実ともにエースとして
真価が問われる。

松田監督に
いずれは全日本で
活躍する器と評された
その右腕に期待が集まる。



時代を変えるのは
若者の力

今年こそ優勝へ
咲かせよ一輪の花
大きく羽ばたけ
渡邊久惠選手。